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  • 無明 長夜

とある日の夢

とある日の夢が妙に鮮明というか、頭から離れないので書いておく。



テレビの画面越しに見ているような、その場に立っているような視界。


場所は某有名な遊園地のレストランのような、スキー場のフードコートのような、そんな空間。

高い天井と広い空間に、右側の壁はガラス張りで外からの光が眩しい。



ふと近くの2名席に、高齢の男性と

年齢がよくわからないが若そうな女性が掛けている。


服装はデパートの婦人服コーナーのような、ちょっと年に似合わない格好の女性。

ピンクとグレーのポロシャツで、白髪交じりの短髪で、河川敷で犬の散歩でもしていそうな後ろ姿の男性。


ウェイターが持ってきたのは高さの違う5つのコップ。

それぞれ配置が決められたかのように女性の前に並べられる。



女性はにこやかにそれぞれに適当に水を注ぐが、1滴もこぼさないほど手際が良い。

談笑しながら注ぎ終えると、コップを一つ持って右の鼻から水を飲み始めた。

次に左の鼻から。


最後に口から飲み干すと。

男性のコップへ右の鼻で飲んだ残りの水を、いっそうにこやかな顔で、しわしわな顔で注ぐ。


後ろ姿から男性の表情は見えないが、肩がリズミカルに上下する。

笑っているのだろう。



ここで夢はおしまい。


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