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  • 無明 長夜

とある日の夢 その弐

最近、朝方魘されて目を覚ましたり、激しい夢を見て起きることが多い。



前にも少し夢の話を書いた気がしますが。

他に書き溜めてるものが全然進まないので今日は手が動くうちに夢日記を書く。



今朝の夢は簡潔に言えば死と世界の再生を見ました。


とはいえ非常にコミカルな感じというか、振り返ってみるとやはり夢だな。

となるくらい、軽々しい空気感であった。


そんなお話。




とある日の夢 その弐


場所はどこかの廃工場。

私は敵と認識している、機械チックかつ生物味もある人型の何かと戦闘している。

(例えるならターミネーターのあの髑髏のようなものと、ドラゴンボールのフリーザを足して2で割ったような)


どうやら私は優勢で、とどめを刺そうとした。

その時、敵は最終手段と言わんばかりに雄たけびを上げて宙に浮く。


何をするかと思えば、ピンポン玉サイズのコア的な光を放つ金属球をどこからか取り出したではないか。

これはまずい!


ものすごくまずい。と感じた私は得意のサイコキネシスで

奴がニヤリと笑みを浮かべて放ったそれを、巧みに操り落とさないようにする。


どうやら相手もサイコキネシスを使える上に、打撃で叩き落とそうとしてくるではないか。


「これはやばいぞ」と仲間が言う。


食器を洗うときにうっかり洗剤で手を滑らせるがごとく、サイコキネシスを滑らせてしまった。



金属球は私の背中の方にポーンと、子供が蹴ったゴムボールのように飛んでいく。


まもなくして、ドカーン!というこてこてな効果音が大音量で響き渡り、

少し遅れて爆風と閃光が背中側から押し寄せる。


終わった。そう思った瞬間に背中が温かくなり、光に包まれる。

思ったより痛くないね。と独り言を言う。

これが「死」か、案外あっけないもんだと、己のミスを悔いることもなく悟ったような事を考える。



暗闇の中に視界が漂い、やがて、それが滅んだ地球を宇宙で漂う自分が見ていると気づく。



すると滅んだ地球は小さくなり、光の粒が新たな世界を生み出し始めた。

ゲームのステージセレクト画面のように、次の世界を選択しろと様々な時代や空想を盛り込んだ風景の一部みたいなものが並ぶ。

ややポリゴンが荒いのか、近づくとニンテンドー64のような角ばった目の粗い建造物なんかが見える。


ここ喫煙所あるよ!とか、声が聞こえる。私は吸わないのでスルーして好みの世界を探し漂う。

私はとなりのトトロの舞台のような、田舎の空気感が漂う世界に入った。




夏の夕暮れ時なのか、非常にノスタルジックな気持ちにさせられるが、温度を感じない。


整備されていないあぜ道のように細い道。

立ち並ぶのは木造とくすんだ白壁の建物たち。



どうにも静かすぎる。

人はちらほらといるが、穏やかな顔なのにまるで私を拒んでいるかのように感じる。

みな微動だにしない。



よく見ると建物もおかしい。

駄菓子屋のような、木枠にガラスをはめたような戸の奥には、近代的なコンクリートの床と壁。

非常ベルと非常階段の戸が見える。それ以外は何もない。


どの家も建物も、戸が木枠にガラス張りなのだが、どれも中の様子がおかしい。

戸がいくつも存在していたり、戸が付いただけの壁だったり。


不思議と怖くはないが、触れるすべてに何も感じない。

虚無のような感覚。




ここで夢は終わり。


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